松本紹圭師 × プラユキ・ナラテボー師 産業僧対談「〈僧侶との対話 × AI〉で向上する働く人のウェルビーイング 〜企業組織の抜苦与楽を実現する仏教とテクノロジーの融合〜」

今、企業のなかに「お坊さんとの対話」を取り入れる「産業僧」の活動が注目されています。「産業医」は働く人の健康状態を診て必要なケアを施しますが、「産業僧」は、人生に起こる様々な苦に対応し、日々の習慣から生き方まで、人生のウェルビーイングを高めていく役割を担います。
「産業僧」を発案し、活動を展開しているのは、現代仏教僧の松本紹圭師です。松本紹圭師は株式会社インタービーイングを設立し、様々な企業組織と関わり活動を展開しています。
産業僧は企業の中でどのような活動をしているのでしょうか。経営者は、従業員には健康で幸せに働いて良いパフォーマンスを発揮してほしいと願いますが、期待通りに機能しない評価制度によって信頼関係が崩れたり、メンタル面での不調などでスタッフが離れていったり、課題が尽きません。企業組織では、能力や実績を「個人」という単位に責任を果すことで、この現代の世界観が生まれてきましたが、それが限界を迎えているのではないか――そのような観点から、仏教的世界観を企業組織に取り入れることで、従業員のウェルビーイングを向上させていく取り組みが、産業僧によって実現されてきています。
産業僧の需要の高まりをうけて、松本師のお誘いから活動に加わったのが、タイ仏教僧侶のプラユキ・ナラテボー師です。今回のサンガ新社のセミナーでは、現場で多くの実績を積まれている松本紹圭師とプラユキ・ナラテボー師をお迎えし、この産業界に起きている変化を、社会を変える重要な糸口としてとらえ、お二人の対話から学んでいきたいと思います。

今回はオンライン参加に加えて、会場にお集まりいただく現地参加も用意いたしました。会場現地参加では、対談講演の前にプラユキ・ナラテボー師による瞑想指導を、また終演後にはお二人を囲んでの懇親会にご参加いただくことができます。

皆さんの心よりご参加をお待ちしております。