刊行から3年――
静かに、しかし確かに読者の心をとらえ続けてきた漫画作品『ミンミン蝉の焼死体』。
近年、仙台を中心にじわじわと話題が広がりつつあるこの作品をめぐり、オンライン読書会を開催いたします。
著者は、日本テーラワーダ仏教協会の前会長・松井美文氏(2023年逝去)。
初期仏教の学びを背景に、「仏教理解のすべてを注ぎ込んだ」と語る本作は、ストーリーらしいストーリーを持たず、読む人によって異なる意味が立ち上がる、まさに異形の作品です。
推薦文を寄せたアルボムッレ・スマナサーラ長老は、
「水たまりに指先で、“私”のすべてを書いて、未来に記録を残します。」
と記し、本作の奥深い余韻に言及しています。
すでに読まれた方も、これから手に取る方も、ただ興味を持っただけの方も大歓迎。
感想や読みの違いを語り合いながら、それぞれの視点が交差するひとときを、ぜひご一緒ください。

開催概要
• 日時: 2025年5月22日(木)20:00~21:00
• 開催形式: オンライン(Zoom)
• 参加費: 無料
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👉 『ミンミン蝉の焼死体』を読む夜(サンガオンライン)
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👉 ミンミン蝉の焼死体—サンガ新社
