電子書籍『心を整える8つの脳開発プログラム:悩みを生み出す「大脳」と「原始脳」のメカニズム』
アルボムッレ・スマナサーラ[著]

内容

「気持ち」を無視すれば脳は開発できる!

「脳のメカニズム」と「脳の開発方法」を
初めて仏教が語り尽くした、現代人待望の一冊!

「原始脳」の支配から「大脳」を自由にしよう!

私たちに悩みが生まれるのは、人間らしい脳である「大脳」が、獣の脳である「原始脳」に支配されたままになっているから
――そこで、「大脳」に主導権を握らせ、「原始脳」の要求を抑えることができれば、すべての心の問題は解決できるのです。

仏教の智慧が、現代人の精神的なトラブルの発生メカニズムを解き明かす!
脳を開発し、すべての心の問題を解決するための「8つのシンプルな実践」。

【「まえがき」より抜粋】

「悩み」のメカニズムを脳から解明

 あなたは、今、悩みがありますか?
 人間関係がうまくいかなかったり、仕事の壁にぶつかったり、思い通りにものごとが進まなかったり……。生きていれば、常日頃から何らかの悩みが生まれることでしょう。そして、それらの悩みを解決しようと、私たちはさまざまな努力をしています。
 ここで皆さんに聞いてみたいのです。そもそも「悩み」とは何か、皆さん、ご存じでしょうか?
 「百人いれば、百通りの悩みがあるのだから、一概には言えない」と言いたくなるかもしれません。確かに悩みにはさまざまな種類があります。しかし、それらの悩みを、お釈迦様は科学的に分析し、共通するメカニズムがあることを発見されたのです。
 その共通するメカニズムを、現代の脳科学者の考えを無理やり使って説明するならば「大脳と原始脳の葛藤」になります。ズバリ、それこそが本書のメインテーマです。
 現在、脳科学の分野は目覚しい進展を遂げていますが、お釈迦様は二千六百年以上前から、脳のメカニズムまで踏み込んで人間の心を分析してきました。その偉大なる智慧を、現代で流行の脳科学にのせて、「悩みを生み出す脳のメカニズム」と、「悩みを消すためのシンプルな実践」として、この本でご紹介します。

【本書の内容(目次より抜粋)】

●第一部 心をかき乱すものの正体は?
・第一章 なぜ、穏やかでいられないのか?
・第二章 人生の失敗は脳のせい?

●第二部 人生を明るくする8つの実践
・開発プログラム1 鵜呑みにする癖をやめる
・開発プログラム2 思考、妄想を管理する
・開発プログラム3 言葉を管理する
・開発プログラム4 行為を管理する
・開発プログラム5 仕事を選ぶ
・開発プログラム6 努力する
・開発プログラム7 目醒める
・開発プログラム8 集中力をつける

●第三部 生き方・教え方Q&A

著者略歴

アルボムッレ・スマナサーラ

スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)長老。1945年4月、スリランカ生まれ。13歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとったのち、1980年に国費留学生として来日。駒澤大学大学院博士課程で道元の思想を研究。現在は(宗)日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指動に従事。メディア出演や全国での講演活動をつづけている。

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