電子書籍『仏教と脳科学:うつ病治療・セロトニンから呼吸法・坐禅、瞑想・解脱まで』
アルボムッレ・スマナサーラ[著] 有田 秀穂[著]

内容

セロトニン神経とブッダの智慧から、
ストレス社会を生きぬく道を探る

うつ、怒り、不安、慢性的な疲れ──。
現代人を苦しめる心身の問題に、脳科学と仏教はどのように向き合うのか?

本書『仏教と脳科学』は、うつの脳、キレる脳などの改善に効果的な「セロトニン神経」活性化のトレーニング法を探究してきた医師・有田秀穂先生と、ブッダの根本の教えを現代に伝える初期仏教長老、アルボムッレ・スマナサーラ長老による対談集です。

セロトニンは、睡眠と覚醒、痛み、姿勢、意欲、ストレス反応などを調整し、心身のバランスを支えます。その活性化には、呼吸、坐禅、歩行、咀嚼などのリズム運動、瞑想が注目されています。

しかし、仏教の瞑想は、ただ気分を明るくしたり、自分だけが楽になるためのものではありません。スマナサーラ長老は、心を整えることの先に、他の生命への慈しみと智慧を育てる道があることを説きます。

脳科学の知見と仏教の人間理解を照らし合わせながら、真の幸福、やすらぎ、そして激動する時代を前向きに生きぬくための道を示す一冊です。

目次

第1章 お釈迦さまが気づいていた世界
第2章 お釈迦さまの日常生活
第3章 コミュニケーションと共感脳
第4章 現代人の問題
第5章 生きることへの科学の目、仏教の目
第6章 瞑想と脳の機能

著者プロフィール

アルボムッレ・スマナサーラ(Alubomulle Sumanasara)
テーラワーダ仏教(上座仏教)長老。1945年4月、スリランカ生まれ。13歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとる。1980年に来日。駒澤大学大学院博士課程を経て、現在は(宗)日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事している。朝日カルチャーセンター(東京)講師を務めるほか、NHK Eテレ「こころの時代」「スイッチインタビュー」などにも出演。著書に『スッタニパータ「犀の経典」を読む』『ヴィパッサナー瞑想 図解実践─自分を変える気づきの瞑想法【決定版】』『無常の見方』『慈悲の瞑想〔フルバージョン〕』(以上、サンガ新社)、『怒らないこと』(だいわ文庫)、『ブッダが教える心の仕組み』(誠文堂新光社)、『ブッダの教え一日一話』(PHP文庫)、『70歳から楽になる』(角川新書)など多数。

有田 秀穂(ありた ひでほ
医師・脳生理学者。東邦大学医学部名誉教授。セロトニンDojo代表。1948年1月、東京都生まれ。東京大学医学部卒。東海大学医学部内科で臨床、筑波大学基礎医学系で脳神経の基礎研究に従事した後、ニューヨーク州立大学に留学。坐禅とセロトニン神経の関係について研究、2013年に退職、名誉教授となる。各界から注目を集める「セロトニン研究」の第一人者。メンタルヘルスケアをマネジメントするセロトニンDojoの代表も務める。著書に『脳からストレスを消す技術』(サンマーク出版)、『われ、ただ足るを知る』(佼成出版社、板橋興宗氏との共著)、『脳科学者が教える やっかいな脳のクセをリセットする 朝5分の呼吸法』(総合法令出版)、『スマホ中毒からの心のモヤモヤをなくす小さな習慣』(プレジデント社)、『その不調、すべて「呼吸」で解決します』(三笠書房)など多数。

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