電子書籍『がんを治す心の力:仏教と統合医療が語る、豊かに生きるための「心と体のメカニズム」』
アルボムッレ・スマナサーラ[著]
定価2,200円(税込)
内容
がんを克服するため必要なことは、人間の心と体を一体のものとして捉えること。そして、自我をはらずに、心清らかに生きること――初期仏教長老とがん治療の専門医が語る「がんと共存する生き方」
心を治療することで、大半の病気を発生しないままで止めることができます。心を調教することで、治療が成り立たないがん細胞も正常な細胞に変えることができます。私たちが心の管理のできる人間になって、心の汚れを落とす生き方を実践するならば、進歩した科学にも達せられなかった、「幸福に生きる」という目的に達することができるのです。
――アルボムッレ・スマナーラ(「あとがき」より抜粋)
本書の構成
第一部 対談編
・第一章 統合医療とは何か
・第二章 心と体の関係
・第三章 心で病気を治す
・第四章 がんを治すために
・第五章 がんと共に生きる
・第六章 死と心
・第七章 慈しみの気持ちで生きる
・第八章 人生を切り開く
第二部 対談を終えて
・第九章 問題を作るのは「自我という錯覚」――アルボムッレ・スマナサーラ
・第十章 「こだわらない心」でがんを治す――小井戸一光
・第十一章 がんと心の問題を見つめて――石飛道子
著者略歴
アルボムッレ・スマナサーラ
テーラワーダ仏教(上座仏教)長老。1945年4月、スリランカ生まれ。13歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとる。1980年に来日。駒澤大学大学院博士課程を経て、現在は(宗)日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事している。朝日カルチャーセンター(東京)講師
小井戸一光
癒しの森内科・消化器内科クリニック院長。1950年、茨城県生まれ。1977年、北海道大学医学部卒業。北大第3内科入局、臨床研修を受ける。1982年より自治医科大学放射線科でがん治療(IVR)に従事。1985年より札幌厚生病院消化器内科医長。1996年より札幌医科大学放射線科助手。1999年講師、2007年准教授。この間、イギリス王立マースデン病院、ドイツアーヘン大学、カナダカルガリー大学に出向。2009年、医療法人札幌がんフォレストを設立。日本内科学会認定内科医、日本消化器病学会専門医、日本内視鏡学会専門医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医、医学博士
石飛道子
札幌大谷大学教授。1951年、北海道生まれ。北海道大学大学院博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) –このテキストは、tankobon_softcover版に関連付けられています。
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