電子書籍『ブッダの実践心理学 第二巻 心の分析(アビダンマ講義シリーズ)』
アルボムッレ・スマナサーラ[著] 藤本晃[著]

仏教が分析した「心」の真実

「知る」という機能──それが私たちの「心」。仏教による「心」の精緻な分類により、「悟りの心」まで続く心の成長の道筋を理解し、心を清らかにする道の第一歩を踏み出す。

心とは何か?───人々が考え続けてきたこの問題に対し、アビダンマ(仏教心理学)では、心を「対象を認識するはたらき」と明確に定義します。仏教でいう「認識」とは「知る」機能のこと。心は瞬間瞬間、変化生滅を繰り返しながら、絶え間なく「知る」という機能をし続けるのです。この「知る」というはたらきの心を、アビダンマでは89 種類に分類しました。本書では、この「心のはたらき」を現代日本語で分かりやすく解説するとともに、「悟りの心」まで続く心の成長の道筋を明らかにしていきます。

内容(「BOOK」データベースより)

我々はなぜ“心”に翻弄されるのか?本書でついに明かされる「悟りの心」と「深い禅定の心」。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

スマナサーラ,アルボムッレ
スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)大長老(n ̄ayaka)。1945年スリランカ生まれ。13歳で出家得度。スリランカの国立大学で仏教哲学の教鞭をとったのち、1980年に派遣されて来日。現在は、日本テーラワーダ仏教協会などで初期仏教の伝道、ヴィパッサナー実践の指導に従事

藤本/晃
1962年2月生まれ。85年3月、学習院大学哲学科卒業。87年3月、龍谷大学修士課程(仏教学)修了。93年6月、カナダ・カルガリー大学修士課程(宗教学)修了。2002年7月、広島大学より博士号(文学)授与。山口県下松市・浄土真宗本願寺派誓教寺住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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