無常の見方:「聖なる真理」と「私」の幸福
アルボムッレ・スマナサーラ[著]

ブッダが発見した「無常」の本当の意味を明らかにして、日本人の無常観を根底から覆す!

「無常」がいかにラディカルな世界認識か、論じ尽くした稀有の書。
仏教に関心を持つすべての人に勧められる基礎論である。

――宮崎哲弥氏 推薦!

ブッダが説く「無常」は、「花が散って寂しい」「親しい人が死んで悲しい」といった感情的なものではありません。「無常」とは、物質も生命の心も、万物は瞬時に変化するという普遍的で客観的な事実です。一切の現象は一時的に成立しているにすぎません。そして、無常に基づいて生きるなら、明るく、元気でいられます。無常は、人生そのものを引っくり返して、苦しみを完全になくして、解脱、覚りを体験させる真理なのです。

無常の見方

2023年12月15日刊行
定価2,200円(税込)
四六判/並製/308ページ
ISBN 978-4-910770-72-7

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目次

■第1章 「ある」から生じる大失敗
 悩むのは、馬鹿げている
 知識が不幸の種を蒔く

■第2章 それは「無常」ではありません
 俗世間的真理は役に立たない
 問題は乏しい観察力
 無常に拠って立つ世界
 知識は無智の同義語

■第3章 覚らなくても役に立つ
 無常はとても明るい話
 世間の無常は単なる「わがまま」
 世間の無常は健康と年齢しだい
 世界は変わるが、自分は変わらない?
 釈尊の無常はすごい智慧
 聖なる真理は役に立つ

■第4章 無常の世界の予測術
 どうして先が知りたいの?
 無常批判の大掃除
 無常をめぐる諸宗教の失敗
 ブッダは因縁ですべてを説明する
 仏教的な予測術
 仏教的な計画術
 修行者は解脱を計画する

■第5章 死を認めれば幸福になる
 世間の幸福=大変な苦労
 二つの極論=楽観主義と悲観主義
 正しい見方=仏教の中論
 因縁法則こそ人生の操作方法
 あなたは、必要なことをぜんぶ知っている
 心の無常は時間単位
 「死」を認めて智者になる

【著者プロフィール】

アルボムッレ・スマナサーラ

Alubomulle Sumanasara

テーラワーダ仏教(上座仏教)長老。1945年4月、スリランカ生まれ。13歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとる。1980年に来日。駒澤大学大学院博士課程を経て、現在は(宗)日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事している。朝日カルチャーセンター(東京)講師を務めるほか、NHK Eテレ「こころの時代」「スイッチインタビュー」などにも出演。著書に『サンユッタニカーヤ 女神との対話 第一巻』『スッタニパータ「犀の経典」を読む』『ダンマパダ法話全集 第八巻』『ヴィパッサナー瞑想 図解実践─自分を変える気づきの瞑想法【決定版】』(以上、サンガ新社)、『怒らないこと』(だいわ文庫)、『心は病気』(KAWADE夢新書)、『ブッダが教える心の仕組み』(誠文堂新光社)、『ブッダの教え一日一話』(PHP文庫)、『70歳から楽になる』(角川新書)、『Freedom from Anger』(米国WisdomPublications)など多数。

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