心を救うことはできるのか[新装版]:心理学・スピリチュアリティ・原始仏教からの探求
石川勇一[著]
トランスパーソナル心理学/精神医学会前会長が問う、本当に心が救われる方法とは?!西洋と東洋とアマゾンが仏教を軸に統合し、心理療法の新たな地平を拓く——名著復刊!
2023年10月15日初版発行
2023年9月30日発売
定価2,000円+税
ISBN 978-4-910770-54-3
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本書の内容
本書では、心理学、スピリチュアリティ、原始仏教の三領域に焦点を当てて、心が救われる方法があるのかどうかを調べてみたいと思います。この三領域は、いずれも心にアプローチし、心を探求し、心の苦しみや問題の解決、心の成長を主題としているという点において共通しています。本当に心の問題や苦しみを解決することができるのか、できるとしたら、三つのうちどれがその力を持っているのでしょうか。さらに、この三つの領域がそれぞれなにを明らかにし、なにを可能にするものなのか、あるいはなにが明らかでなく、なにが可能でないのかについて探ってみたいと思います。そして、この三つを互いに比較して、違いを明らかにしながら、それぞれの可能性と限界を探ってみようと思います。(本文より)
【著者プロフィール】
石川勇一
いしかわ・ゆういち
1971年、神奈川県相模原市生まれ。現在、山梨県山中湖村在住。行者(修験道、初期仏教)。臨床心理士、公認心理師、相模女子大学人間社会学部人間心理学科教授。日本トランスパーソナル心理学/精神医学会会長(2015〜2021年)。早稲田大学人間科学部卒、早稲田大学大学院人間科学研究科卒。心理療法、瞑想、ダンマを統合した独自のダンマ・セラピーを実践・研究。病院心理カウンセラー(精神科、心療内科)、大学学生相談員等を経て、現在、法喜楽庵(心理相談室)・法喜楽堂(瞑想修行道場)代表(http://houkiraku.com/)。心理療法を25年以上、瞑想会・リトリートを15年以上実践。修験道(熊野)、アマゾン・ネオ・シャーマニズム(ブラジル)、上座部仏教短期出家(ミャンマー、タイ)等の修行を経て、初期仏教に基づく独自の修行・研究・臨床実践を行う。
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