ブッダの実践心理学 第三巻「心所(心の中身)の分析」
アルボムッレ・スマナサーラ[著]・藤本 晃[著]
アビダンマ講義シリーズ『ブッダの実践心理学』
「心所」とは、心に溶けている「心の中身(心の成分)」
心は、いつも同じではありません。怒りや喜び、欲や慈しみなど、心にはさまざまな感情や気分が生じます。仏教心理学では、こうした心の要素を「心所」と呼びます。アビダンマはこの心の中身を52種類に分類しました。第三巻では、その52の心所を通して心のはたらきの根幹に迫ります。
怒り、欲、智慧、慈しみ――心のはたらきを生み出す要素とは?
心のはたらきの根幹に迫る第三巻「心所(心の中身)の分析」
仏教は、心を素粒子レベルまで分析し、心の中に生じる「心所」を52 種類に分類。善と不善、そして悟りへ向かう心のはたらきの仕組みを明らかにする。
目次
凡例
第3部 心所(心の中身)の分析
はじめに 心に何が溶けているのか?
1.心所の特色
2.五十二種類の心所
3.心所の結び付き方
4.結び付きの決定・非決定
5.心所のまとめ方
日本語索引
パーリ語索引
【著者プロフィール】
アルボムッレ・スマナサーラ
Alubomulle Sumanasara
テーラワーダ仏教(上座仏教)長老。1945年4 月、スリランカ生まれ。13 歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとる。1980 年に来日。駒澤大学大学院博士課程を経て、現在は(宗)日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事している。朝日カルチャーセンター(東京)講師を務めるほか、NHK E テレ「こころの時代」「スイッチインタビュー」などにも出演。
著書に『スッタニパータ「犀の経典」を読む』『ヴィパッサナー瞑想 図解実践─自分を変える気づきの瞑想法【決定版】』『無常の見方』『苦の見方』『無我の見方』(以上、サンガ新社)、『怒らないこと』(だいわ文庫)、『ブッダが教える心の仕組み』(誠文堂新光社)、『ブッダの教え一日一話』(PHP文庫)、『70歳から楽になる』(角川新書)など多数。
藤本 晃
1962年、山口県生まれ。学習院大学哲学科、龍谷大学修士課程(仏教学)、カナダ・カルガリー大学修士課程(宗教学)を経て、広島大学博士課程修了。文学博士。現在、山口県下松市・浄土真宗誓教寺住職。広島大学文学部客員教授。著書に『悟りの4 つのステージ』(サンガ新社)、『浄土真宗は仏教なのか?』『『アビダンマッタサンガハ』を読む』『日本仏教は仏教なのか?』(以上、サンガ)、『死者たちの物語』『お布施ってなに?』(以上、国書刊行会)、『お葬式の才覚』(新人物往来社)などがある。
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