今日を充実した一日にするための 日めくりブッダの教え[ワイド版]
アルボムッレ・スマナサーラ[著]しりあがり寿[イラスト]
毎日の生活に仏教の智慧を繰り返し使える
31日分の日めくりカレンダーで
毎日を明るく元気に過ごすことができます
文字も大きく読みやすい[ワイド版]で新登場!
31日分の日付がついた「日めくりカレンダー」です。毎日を充実した一日にするためのブッダの教えが収録されています。文章は大ベストセラー『怒らないこと』でも有名なスリランカ初期仏教のアルボムッレ・スマナサーラ長老です。さらに漫画家・しりあがり寿さんが、スマナサーラ長老の言葉をユニークなイラストで表現してくれました。日めくりカレンダーはデスク上にも置けて、壁にも飾れる、卓上・壁掛け併用タイプ。一日のちょっとした時間にブッダの教えに触れることができます。
2024年11月6日刊行
定価2,200円(税込)
[仕様]卓上・壁掛け両用型/232×167×13mm(折り畳み時)・192×167×80mm(組立時)/31日分・18枚綴
ISBN 978-4-910770-97-0
はじめに アルボムッレ・スマナサーラ
「今日は充実した一日でした」と言える生き方があります。
「一生幸福に生きていきたい」という叶わない夢からは目を覚ましましょう。
「一生」という単語は意味を持っていない偽語です。空語と言ってもいいでしょう。生まれてから死ぬまでの間を一生と言いますが、それは人が死ななければ具体的に把握できるものではありません。しかし、あなたはまだ死んでいないので、一生とはあなたにとっては何の意味も持たないものなのです。
今日一日がうまくいくならば、それで十分です。それ以上期待しても成り立ちません。何か一生やり続けますと決めておいても、必ず途中で諦めてやめてしまいます。そして自己嫌悪におちいります。それ以下は、あなたが何かを失敗してその後片付けができなかった、という意味になります。
「今日一日、充実して幸福に生きてみます」と皆、覚悟しなくてはいけないのです。人は叶えられる夢を追うべきです。妄想が作り上げた幻想のお城には住めません。 どうすれば今日一日、悩むことなく、落ち込むことなく、幸福で安穏に明るく生きられるのでしょうか?
これから、皆様が「今日は充実した一日でした」と言えるようになるブッダの教えをご紹介したいと思います。
【著者プロフィール】
アルボムッレ・スマナサーラ
Alubomulle Sumanasara
テーラワーダ仏教(上座仏教)長老。1945年4月、スリランカ生まれ。13歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとる。1980年に来日。駒澤大学大学院博士課程を経て、現在は(宗)日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事している。朝日カルチャーセンター(東京)講師を務めるほか、NHK Eテレ「こころの時代」「スイッチインタビュー」などにも出演。著書に『スッタニパータ「犀の経典」を読む』『ヴィパッサナー瞑想 図解実践─自分を変える気づきの瞑想法【決定版】』『無常の見方』『苦の見方』『無我の見方』(以上、サンガ新社)、『怒らないこと』(だいわ文庫)、『ブッダが教える心の仕組み』(誠文堂新光社)、『ブッダの教え一日一話』(PHP文庫)、『70歳から楽になる』(角川新書)、『Freedom from Anger』(米国Wisdom Publications)など多数。
しりあがり寿
しりあがり・ことぶき
漫画家。1958年、静岡県生まれ。1981年、多摩美術大学グラフィックデザイン専攻卒業後、キリンビール株式会社に入社し、パッケージデザイン、広告宣伝等を担当。1985 年、単行本『エレキな春』(白泉社)で漫画家としてデビュー。パロディーを中心にした新しいタイプのギャグ漫画家として注目を浴びる。1994 年の独立後は、幻想的あるいは文学的な作品などを次々に発表。2002年から朝日新聞・夕刊で『地球防衛家のヒトビト』を連載。近年ではエッセイ、映像、現代アートなど多方面に創作の幅を広げている。著書に『合本 真夜中の弥次さん喜多さん』(マガジンハウス)、『あの日からのマンガ』(エンターブレイン)など多数。2014年、紫綬褒章受章。
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